美味しい新米の炊き方。
１ 水は少なめに（新米は水分が多いからです）
２ 軽く研ぐ
３ ３０分以上、良質な水につける（せっかくの美味しいお米にはいい水を飲ませてあげたい）
４ 炊きあがったら、しゃもじで空気を入れてあげる
５ 少し塩を加えると、味が引き立つ（好みです）
『美味しんぼ』による究極のご飯の炊き方を、島根のエッセイに書いた。
旨い新米には、何も足さない。何も引かない。そのままが旨い！！ と言う人もいるが、
僕は、塩むすびが大好きである。
「僕は、この辺りで有名なオカマなの？」という、おじさんにたまに会う。
彼の家族構成は分からないけど、飲み屋さんご飯を食べに来ているのだ。
なぜか半ズボンをはいて、小洒落た服を着ている。小説家の志茂田景樹みたいな人である。
どうやら彼は美少年が好きで、近所の立ち飲み屋でバイトをしている男の子を狙っている。
といっても何をするわけでもない。
ただ、じっと鑑賞している。
ビールを飲みながら。
同じくバイトで美人大学生がいるのだけど、まったく無視である。
その時間に、もうひとりのおじさんも現れる。
こっちはゲイだ。
この人は、困る。
僕の耳元で
「男が男を好きになるコトってあるよね」
とか言いながら、僕にタッチしてくるのだ。
気まずくならないように、僕は逃げている。
「おごってあげるよ」とか、気味が悪いのでやめて欲しい。
女の子たちの気持ちが、最近、すごく分かるのであった。
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