春は桜前線、秋は米前線。

花見と月見。

 


米前線をめぐる冒険!

 

2020年 特A受賞米 👑

 

基準米のコシヒカリより、特に美味しい米が『特A』です。もっといいネーミングがないのかな…。

さて、今年の日本代表、美味しい米ランキング・トップを飾る『特A』たちを紹介します。

 

ななつぼし   北海道

ゆめぴりか   北海道

ふっくりりんこ 北海道

晴天の霹靂   青森(津軽)

まっしぐら   青森

あきたこまち  秋田(県南)

銀河のしずく  岩手(県中)

ひとめぼれ     岩手(県中) 宮城 秋田(県南) 福島(中通)

つや姫       宮城 山形(置賜) 島根

雪若丸       山形(置賜・村山)

コシヒカリ     福島(会津・浜通・中通) 茨城(県央) 栃木(県北) 千葉(県北)

          新潟(上越・岩船・魚沼) 長野(東進・中信・北信) 滋賀 兵庫(県北) 岐阜(飛騨)

                     兵庫(県北) 熊本(県北)

なすひかり     栃木(県北)

とちぎの星     栃木(県南)

いちほまれ          福井

飛騨       岐阜

きぬむすめ    静岡(東部・中部・西部)  兵庫(県南) 岡山

みずかがみ    滋賀

あきさかり    徳島(北部)

おいでまい    香川

さがびより    佐賀

熊本       森のくまさん

宮崎      ヒノヒカリ(西北山間・霧島)

にこまる    長崎 高知(県北・県西)

夢しずく    佐賀

あきほなみ   鹿児島(県北)

 

※ 米の食味ランキングは、炊飯した白飯を試食して評価。

食味試験のランクは、複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準米とし、これと試験対象産地品種を比較しておおむね同等のものを「A’」、基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価を行い、この結果を毎年食味ランキングとして取りまとめ、発表しています。

一般財団法人 日本穀物検定協会 より

 

米前線プロジェクトも上昇中。

 

ワインにボジョレー・ヌーボーがあるのに、新米にはないのはなぜだろう?

と、ある時、思いました。

桜には、開花予想や開花日が発表され花見の計画が立てやすい「桜前線」があります。

ソメイヨシノは、江戸時代の園芸品種でクローンなので、一斉に咲き、一斉に散ります。

そのため、桜前線はあっという間に日本を駆け抜けます。

 

米は、ゆっくりと南から収穫され北海道まで北上していくように思えます。

なにしろ細長い日本ですから。

「桜のように米も、南から北上する前線があるのではないか?」

と、仮説を立て調べました。

 

ありました、米前線!!

 

ちゃんと、米前線が存在していたのです。

ソメイヨシノのようにひとつの品種ではないから、一斉には上がりませんが、四季のある長い日本列島には、ゆっくり上昇する米前線が存在します。

ならば簡単に北上する新米情報を知って、新米収穫を花見のように祝えば、美味しいし、楽しいし、めでたい。

 

みなで祝う日は、新嘗祭(勤労感謝の日)

 

五穀の収穫を祝う日です。

新米を巡る情報発信を持ち寄って、日本中で美味しい新米をいただきたい。

今年は、天皇即位の日ですから、大嘗祭です。

 

ブログ『起業でごはん!』

『勤労感謝の日とGHQ』

勤労感謝の日は、なぜ、できたのか。

 

 

漫画な米前線

PVアクセスランキング にほんブログ村

 


米前線Facebook


秋の新米「月見むすび」「月見弁当」

新米には、おいしい炊き方があります。

 

1 水は少なめに(新米は水分が多いからです)

2 軽く研ぐ

3 30分以上、良質な水につける(せっかくの美味しいお米にはいい水を飲ませてあげたい)

4 炊きあがったら、しゃもじで空気を入れてあげる

5 少し塩を加えると、味が引き立つ(好みです)

 

『美味しんぼ』による究極のご飯の炊き方を、島根のエッセイに書きました。

 

 

旨い新米には、何も足さない。何も引かない。そのままが旨い!! と言う人もいますが、

僕は、塩むすびが大好きです。

 

少しの塩で新米の美味しさが引き立ちます。

ミネラルが入った天然塩で、塩むすびや粥にして食べたい。

 

月見は秋の収穫祭。新米『月見むすび』をいただきたい。

 

ダメな米を見分ける方法

旨い米は、好みもあって「これだ!」と選ぶのは難しい。

でも、品質の悪い米は分かるんです。

 

米エッセイ『米前線をめぐる冒険!!』 千葉の巻で、不味い米を見分ける方法を書きました。

 

例えばスーパーにある、地雷米だ。
米を混ぜて売る『複数原料米』『ブレンド米』が、怪しい。

『複数原料米 国内産10割 コシヒカリ5割』などと表示されている米である。

表には、コシヒカリとか、あきたこまちとか自慢げに書かれている。

よさげなイラストつきだったり、ことによると
魚沼産コシヒカリと書かれているかもしれない。
「おお、魚沼産が安いではないか。今日から素敵なブランド米が、うちご飯だ!」

 などと、よっこらしょと重たい米をカゴに入れる。

しかし、半分コシヒカリが入っていれば『コシヒカリ』と書いていいのだ。
いつ穫れたのか表示されていない。

半分の国産米が何なのかも不明である。
国産米ならまだ良い方で、外国米だとさらに得体が知れない。

激安で粒のそろったキレイな米を見ると、米業者は疑うという。
売りづらい中国産である可能性が高いらしい(経験上)。
中国人も嫌がるような米は、むちゃくちゃ安いから混ぜれば儲かるのである。

コシヒカリと書いて…。
いま、カドミウム入りの米が中国で問題になっている。
高度成長期の日本で「いたいたい病」の原因となったのが、カドミウムだ。
中国の富裕層が日本のコシヒカリを買うのは、実は安心を買っている。

スーパーやディスカウントショップで米を買う場合『単一原料米』を選ぼう。
生産年にも注意だ。
基本、新しい米が旨いけど、精米した日も新しいのがより旨い。
袋に生産年がないのは、論外だ。

「スーパーで買ったお米が、不味くてなかなか減りません。チャーハンやカレーにしても、ダメです。なんとか減らす良い方法はないでしょうか?」
という、質問を見かけた。

「えーっと、ありません。あなたは、騙されてます」
とは、解答されていなかったけどダマサれてます。たぶん。
激安の米は、危険だし不味い。
安い訳があるのだ。

どうすればよいか?
美味しいコメは農家から直接買うといいと思う。
ネットでは、それができる。

旨い田んぼを見つけたい。
米前線で、とれたての新米を買えると便利だ。
手間をかけて旨い米を作った農家のファンを、僕はここで作りたいと思っている。

 

文:紙本櫻士

 

『起業でごはん!!』

 

漫画な米前線

PVアクセスランキング にほんブログ村



僕たちの田んぼ。

田んぼから、直接、米を買う。

 

ネットにしかできない、作る人と食べる人をつなぐ米前線です。

田んぼから選ぶ、自分の米があります。

作る人のファンを作りたい。

作る人も、食べる人も、お互いの顔が見える米前線を目指したい。

 

米前線をめぐる冒険で、探ります。

 

 

『起業でごはん!!』

 

漫画な米前線

PVアクセスランキング にほんブログ村



掲示板

コメント: 9
  • #9

    紙本 (月曜日, 08 4月 2019 17:57)

    鳥取のプリンセスかおりが、カレーに使うと旨い。
    マンガな米前線に書きました。

  • #8

    紙本 (土曜日, 30 3月 2019 13:34)

    米前線をめぐる冒険!!、沖縄から北海道まで書けました。
    ここから、加筆、修正を戻って頑張ります。

  • #7

    紙本 (金曜日, 22 3月 2019 08:39)

    方言は、難しい。大体、あってる?

  • #6

    紙本 (木曜日, 21 3月 2019 04:56)

    寒暖差の大きい山間部の米が旨い。
    あとは、水ですね。

  • #5

    紙本 (火曜日, 19 3月 2019 11:11)

    群馬の米、なかなか面白いです。
    ゴロピカリ、食べてみたいな。

  • #4

    紙本 (木曜日, 14 3月 2019 03:20)

    長野までエッセイを書きました。
    旨い米をここで買えるようにしたい。まだまだだけど。

  • #3

    紙本 (水曜日, 27 2月 2019 01:01)

    中国地方まで、米前線エッセイ書きました。
    次は、近畿です。
    近畿の新米楽しみです。

  • #2

    方言 (月曜日, 18 2月 2019 01:10)

    地方の方言で、土地土地の米を表したい。
    方言コピーなのかな。

  • #1

    紙本 (金曜日, 15 2月 2019 03:35)

    新酒発売の季節ですね。
    米前線の次は、新酒の季節です。

事務局

株式会社 プレスト

 

〒573-0066

大阪府枚方市伊加賀西町57-4

mail:ohshi@shikon.meiji.ac.jp

概要

食と文化で、人を幸せにする会社

株式会社 プレスト

 

代表 紙本櫻士

ライター、コピーライター、アントレプレナー、小説家。日経新聞広告、エッセイ。

共同通信エッセイ。『川の水』(河川環境財団)『あまから手帳』(クリエテ関西)。『サライ』(小学館)などで執筆。交野新聞『僕の神さま』連載中。

SF小説連載『タイムハッカー』(A・ha)『日経新聞月間広告賞』『ノベルなび大賞 小林泰三賞』(『おっぱい』小説)  『僕の神様』(小説 交野新聞連載中)

川はともだち:代表 

薪能と音楽を楽しむ月見『千人の月見の宴』では、7000人を動員しました。

ブログ『起業でごはん!!』