沖縄

沖縄では、離島から米前線が上がっていきます。

主な品種は「ひとめぼれ」「ちゅらひかり」です。5月末から収穫が始まるから驚き。

 

超早場米が、沖縄の米です。

初物は、寿命が伸びるといいますから、縁起物の沖縄の米は一度味わってみたい。

米前線では、沖縄の米をめぐる冒険をしたいなぁ。

 

石垣島


「ひとめぼれの収穫が、5月15日から始まったさぁ」

 

日本一早い、米前線が石垣島から始まった。

 

「JAフェーマーズマーケットで、新米のおにぎりをいただくイベントをします。

新米の香りが楽しめるおにぎりを、ぜひ試食してほしい」

と、営農センターの担当さんが話す。

 

石垣島は、ほぼ、ひとめぼれを栽培しているという。刈った稲は、水分を10%から15%にしてから出荷するそうだ。

 

イベントの名前とかあるのですか? と質問すると

「日本一早い新米試食イベントでしょうか。小さなイベントですから」

と、控えめに答えた。

 

午前9時からセレモニーが始まり、日本で一番目のひとめぼれを販売する。

これは、そそる。

初物は、縁起がいい。

 

僕なんかは、どーんと広報すればいいと思うのだけど。

西表島では、ミルキーウェイを10月に収穫するという。

沖縄は、二期、三期と米を植える田んぼがあるから、二度も三度も美味しい新米をいただくことができる。

今後、田んぼから直接販売をされている農家さんの話も取材したい。

 

八重山諸島では五穀豊穣を祝う豊年祭が、旧暦6月に開催される。

石垣島でプーリィ、プールと呼ばれる豊年祭だ。

 

2019年は、7月25日(木)、26日(金)である。

場所は、四ケ字(しかあざ)と呼ばれる、石垣市内の宇石垣、字大川、字新川、字登野城の4箇所である。

初日は、オンプールと呼ばれ、四ケ字の聖地に祈りが捧げられる。

二日目のムラプールでは、新川に4つの地域が集まり、神事や奉納舞踏が行われる。

新川が他の村を招待する祭である。

 

昔ながらの沖縄を体験できる収穫祭である。

観光には、二日目がいいかもしれない。

特別な沖縄石垣島を体験できるのが、いい。

収穫された、沖縄の作物にも興味シンシンなのだ。

 

余談だけど、

石垣島のB級ブルメ『ポーク玉子おにぎり』が人気だ。

八重山の離島ターミナルなどで、売っているおにぎりである。

沖縄のソウルフードのポークと卵焼きをオニギリに挟んで食べる。

コンビニにも売ってるから、機会があれば食べしたいグルメなのだ。

新米の時期には、新米ポーク玉子オニギリがでるのですか?

と、石垣島の人に訊ねると

「それは聞かないなぁ」という答えだった。

 

僕は、玉子を新米に乗せる「月見めし」を考えている。

月見は、日本の収穫祭だからだ。

月見バーガーのように、新米が出ると目玉焼きをポークを挟んだ『沖縄 月見めし』はどうだろう。

月見バーガーの目玉焼きのように、固めに焼いた目玉焼きを挟んで食べる。

沖縄の新米で食べたい。

 

さて、

掛川、会津では、田植えが始まっている。

米前線、石垣島から上昇中である。

 

文:紙本櫻士

 

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「石垣島ひとめぼれは、5月末からさぁ」

ひとめぼれ、5月下旬。

 

沖縄の新米収穫は早い。

というか、日本で一番早い。

大半がひとめぼれで(約七割)、コシヒカリも栽培している

コシヒカリは、1月に植えて、ひとめぼれは2月だ。

南国とはいえ、ずいぶん早い作づけである。

 

5月から6月に新米が収穫されるが、二期作や中には三期作が沖縄では行われている。

何度も新米を楽しむことができるのは、うらやましいかも。

 

ひとめぼれは宮城の米だけど、沖縄で一番人気がある。

育てやすい米というのも、選ばれる理由のひとつだろう。

例えば、ササニシキは「育てることができたら、一人前」と言われる米だ。

かつては、東のササニシキ、西のコシヒカリと言われた時代があった。

いま、育てやすい米が求められている。

 

内地と比べて背が低いのは、台風で倒れないようい改良したからだとか。

気をつけたいのは、暑い地域なのできちんと管理された米を選ぶことだ。

米は、暑さに弱い。

涼しい場所に保管しないと、たちまち不味くなる。

沖縄の米をまずい、という人をネットで見かけるけど、保存がマズイのではないか?

米は、暑さに弱いのだ。

できれば、冷蔵庫に保管したいくらい。

 

石垣島の米は、ほぼ、石垣で消費されている。

一部は、本島に出荷されるようだけど、ネットで超早場米を遠くから注文できると嬉しい。

米前線で、石垣の米を買えるといいなぁ。

 

余談だけど、

「明日、7時にホテルのロビー集合ね」

沖縄に取材に行った時のことだ。

ホテルの朝食を食べ、クルマにカメラマンとエディターと同乗し、目的地に向かった。

驚いたのは、まだ、飲んでる人が町を歩いていることだ。

朝からではなくて、昨日の夜から飲んでいて、次の店をハシゴしている。

もはや明るいのだけど、バーのネオンが点いていて、営業中なのだ。

ちょっと驚いた沖縄の朝なのである。

 

石垣では2月には、田植えが行われる。

5月に収穫され、6月には市場に出回る。

ただ、全国的に見ても沖縄は米の生産量が少ない地域だ。幻の米と言っていいかもしれない。

気の早い人は、石垣島から。

 

ひとめぼれは、5月下旬。

 

文:紙本櫻士

 

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食と文化で、人を幸せにする会社

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代表 紙本櫻士

ライター、コピーライター、アントレプレナー、小説家。日経新聞広告、エッセイ。

共同通信エッセイ。『川の水』(河川環境財団)『あまから手帳』(クリエテ関西)。『サライ』(小学館)などで執筆。交野新聞『僕の神さま』連載中。

SF小説連載『タイムハッカー』(A・ha)『日経新聞月間広告賞』『ノベルなび大賞 小林泰三賞』(『おっぱい』小説)  『僕の神様』(小説 交野新聞連載中)

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